INTERVIEW

表現する人にとって大切なものは何か。次の自分になるために必要なことは何か。2人のプロフェッショナルが語る、クリエイターの進化論。セオリーか、センスか。
Tokyo MIYACHI NORIYOSHI SHACHU SHIBUYA 常に考え、ひらめき続けること。ウィッグならセオリーが通用するけれど、誰かに施術するとなったら基本的にはセンスでしかない。だからこそ、お客様からデザインをお任せいただいてからその場でひらめくというよりも、常日頃何をやりたいか考えながら、いつもひらめき続けていることが大事だと思う。その上で、お客様が新しい自分に出会いたいと思っている瞬間に立ち会って一緒に変えていくとき、より進化したセンスを生み出していけたら面白いんじゃないかな。若手の美容師の方には、ぜひ、決まったレシピにこだわらずに求められているデザインや新しいデザインに対応できる考え方を持ってほしいですね。そうすればきっと、この先もっと活躍できるはずだから。みやち のりよし ヘアサロン「SHACHU」代表。2014年4月渋谷にてオープンし、2015年には店舗を拡大移転。グラデーションやハイライトなど、独自の“外国人風”デザインカラーで圧倒的な支持を集める。
New York City IKEDA HITOMI ELIZABETH ARDEN RED DOOR SPA 本当にいいものを、たくさん見てほしい。先輩から「あなたのカラーはつまらない」って言われたこと があって。そつなくこなすんだけど、面白くない。クセがな かったんですね。当時の私の場合は周りのカラーリストがとにかくいいヘアをつくる人ばかりだったから、恵まれていたと思う。そこに近づかないといけない、自分とは何が違うんだろうって葛藤しながら、良し悪しや好き嫌いを見極められるようになっていきました。ヘアだけじゃなくアートやファッションなどいいものをたくさん見ることでセンスを磨きながら、真似して練習して経験を積むこと。技術と感性を 一緒にレベルアップすることが大切だと思います。
池田瞳 カラーリングのNo.1サロン「Louis Licari」でシニア・カラーリストとしてキャリアを重ね、現在は「Elizabeth Arden Red Door Spa」にて活躍。ニューヨークにて常に最先端の情報を発信し続け、サロンワークだけでなくメディアでも注目を集める。